防水工事の施工計画書(施工可否と重ね幅の記録つき・無料Excel)
防水工事の施工計画書を、記載例を見ながら書けるExcelです。防水で一番の争点になる「その日に施工してよかったか」を日ごとに記録する表と、継目の重ね幅を部位ごとに測って残す表をつけています。
防水工事の施工計画書(記載例つき)の中身(全シート)
ダウンロードできるExcelを、そのまま表示しています。上のタブでシートを切り替えられます。
| 防水工事の施工計画書 | |||||||
| 提出日 | |||||||
| 版 | 第 版 | ||||||
| 項目 | 内容 | ||||||
| 工事名称 | |||||||
| 工事場所 | |||||||
| 工期 | |||||||
| 工種 | |||||||
| 作成者 | |||||||
| 提出先 | |||||||
| 1. 適用範囲 | |||||||
| この施工計画書は、(工事名)のうち(部位・防水の種類)に適用する。 | |||||||
| 2. 施工体制 | |||||||
| 役割 | 氏名 | 会社 | 連絡先 | ||||
| 責任者 | |||||||
| 職長 | |||||||
| 元請の担当 | |||||||
| 3. 使用材料 | |||||||
| 材料 | 規格・品番 | 製造所 | 品質の証明 | 数量 | |||
| (空欄があと2行つづきます) | |||||||
| 4. 施工の手順と確認 | |||||||
| No. | 工程 | 施工の要領 | 確認すること | 記録 | |||
| 1 | 下地の確認 | ||||||
| 2 | 施工の可否 | ||||||
| 3 | プライマー | ||||||
| 4 | 増張り | ||||||
| 5 | シートの張付け | ||||||
| 6 | 検査・保護 | ||||||
| 7 | |||||||
| 8 | |||||||
| 5. 品質管理 | |||||||
| 管理項目 | 基準・目標 | 方法 | 頻度 | 記録 | |||
| 施工の可否 | |||||||
| 重ね幅 | |||||||
| 漏水 | |||||||
| 6. 監督職員の検査・立会い | |||||||
| 検査・立会いの項目 | 時期 | 予定日 | |||||
| 下地 | |||||||
| 防水層 | |||||||
| 7. 安全・環境で気をつけること | |||||||
| (屋上の端部の墜落防止、溶融がまの火気とやけど、材料の飛散など) | |||||||
| (ここから下は確認用の記録です。天候は「晴れ」「くもり」「雨」「雪」、風は「弱」「強」、下地の乾燥は「良」「不良」で入れます) | |||||||
| 日ごとの施工可否の記録(公共建築工事標準仕様書 9.1.3) | |||||||
| 日付 | 天候 | 気温(℃) | 風 | 下地の乾燥 | 判定 | 記入者 | |
| (空欄があと4行つづきます) | |||||||
| 重ね幅の記録(9.2.4) | |||||||
| 部位 | 測定箇所 | 重ね幅(mm) | 基準(mm) | 判定 | |||
| 100 | |||||||
| 100 | |||||||
| 100 | |||||||
| 100 | |||||||
| 100 | |||||||
| 100 | |||||||
| 「気温が著しく低下した場合」は数字で決まっていないので、判定は人が行います。材料の製造所の施工可能温度を、施工条件として書いておくと判断がぶれません。 | |||||||
| 防水工事の施工計画書 | |||||||
| 提出日 | 2026/11/16 | ||||||
| 版 | 第1版 | ||||||
| 項目 | 内容 | ||||||
| 工事名称 | 〇〇ビル新築工事 | ||||||
| 工事場所 | サンプル市〇〇町1丁目2-3 | ||||||
| 工期 | 2026年11月2日 〜 2027年9月30日 | ||||||
| 工種 | 防水工事(屋上 アスファルト防水・シーリング) | ||||||
| 作成者 | 株式会社サンプル防水(工事主任 加藤 七郎) | ||||||
| 提出先 | 株式会社サンプル建設 作業所 御中 | ||||||
| 1. 適用範囲 | |||||||
| この施工計画書は、〇〇ビル新築工事のうち、屋上(塔屋を含む)の防水と、外部建具まわりのシーリングに適用する。防水層の種別は特記による。 | |||||||
| 2. 施工体制 | |||||||
| 役割 | 氏名 | 会社 | 連絡先 | ||||
| 責任者 | 加藤 七郎 | 株式会社サンプル防水 | 090-0000-0006 | ||||
| 職長 | 吉田 八郎 | 株式会社サンプル防水 | 090-0000-0007 | ||||
| 元請の担当 | 山田 太郎 | 株式会社サンプル建設 | 090-0000-0000 | ||||
| 3. 使用材料 | |||||||
| 材料 | 規格・品番 | 製造所 | 品質の証明 | 数量 | |||
| アスファルトルーフィング類 | 特記の種別(品番〇〇) | 〇〇社 | 製品の証明書 | 〇巻 | |||
| アスファルトプライマー | 品番〇〇 | 〇〇社 | カタログ | 〇缶 | |||
| シーリング材 | 部位に合う種類(品番〇〇) | 〇〇社 | 試験成績書 | 〇本 | |||
| 4. 施工の手順と確認 | |||||||
| No. | 工程 | 施工の要領 | 確認すること | 記録 | |||
| 1 | 下地の確認 | 下地の乾燥・清掃を確かめる。出隅・入隅は通りよく45°の面取り | 乾燥・面取り・突起 | 下地確認表 | |||
| 2 | 施工の可否 | 降雨・降雪の予想、下地の乾燥が不十分、気温の著しい低下、強風・高湿のときは施工しない | 天候・下地 | 施工可否の記録 | |||
| 3 | プライマー | 下地が十分乾燥した後に清掃し、張りじまい部まで均一に塗って乾燥させる | 塗りむら | − | |||
| 4 | 増張り | 出隅・入隅などは、一般部分の前に幅300mm以上のストレッチルーフィングを増張りする | 増張りの範囲 | 写真 | |||
| 5 | シートの張付け | 継目は幅方向・長手方向とも100mm以上重ね、水下側を下に張り重ねる。上下層の継目は同じ箇所にしない。立上りは平場に150mm以上張り掛ける | 重ね幅・端部の納まり | 重ね幅の記録 | |||
| 6 | 検査・保護 | 防水層の施工は監督職員の検査を受ける。施工後は機材で防水層を傷つけないようにする | 損傷 | 検査記録 | |||
| 5. 品質管理 | |||||||
| 管理項目 | 基準・目標 | 方法 | 頻度 | 記録 | |||
| 施工の可否 | 施工しない条件に当たらない | 天候・下地を確かめる | 施工日ごと | 施工可否の記録 | |||
| 重ね幅 | 100mm以上(アスファルトルーフィング類) | スケール | 各面 | 重ね幅の記録 | |||
| 漏水 | 取合い部を含め漏水がない | 散水など(特記による) | 完了時 | 試験記録 | |||
| 6. 監督職員の検査・立会い | |||||||
| 検査・立会いの項目 | 時期 | 予定日 | |||||
| 下地 | プライマー塗りの前 | 2027/05/10 | |||||
| 防水層 | 保護・仕上げの前 | 2027/05/21 | |||||
| 7. 安全・環境で気をつけること | |||||||
| 屋上の端部には手すりか親綱を設け、墜落制止用器具を使う。アスファルトの溶融がまは施工箇所の近くに置き、完成した防水層の上には置かない。消火器を置き、作業の後に火の始末を確かめる。風の強い日は材料を固定し、飛散させない。 | |||||||
| (ここから下は確認用の記録です。天候は「晴れ」「くもり」「雨」「雪」、風は「弱」「強」、下地の乾燥は「良」「不良」で入れます) | |||||||
| 日ごとの施工可否の記録(公共建築工事標準仕様書 9.1.3) | |||||||
| 日付 | 天候 | 気温(℃) | 風 | 下地の乾燥 | 判定 | 記入者 | |
| 2027/05/11 | 晴れ | 16 | 弱 | 良 | 施工してよい(気温は人が判断) | 吉田 | |
| 2027/05/12 | くもり | 15 | 強 | 良 | 施工しない | 吉田 | |
| 2027/05/13 | 雨 | 14 | 弱 | 不良 | 施工しない | 吉田 | |
| 重ね幅の記録(9.2.4) | |||||||
| 部位 | 測定箇所 | 重ね幅(mm) | 基準(mm) | 判定 | |||
| 屋上 平場 | 北側 長手方向 | 110 | 100 | 基準以上 | |||
| 屋上 平場 | 中央 幅方向 | 100 | 100 | 基準以上 | |||
| 塔屋 屋根 | 東側 長手方向 | 95 | 100 | 足りない(張り直す) | |||
| 「気温が著しく低下した場合」は数字で決まっていないので、判定は人が行います。材料の製造所の施工可能温度を、施工条件として書いておくと判断がぶれません。 | |||||||
| 防水工事の施工計画書(記載例つき) | |
| 配布元 | 施工計画フクロウ(FUKULO/合同会社商陣) https://sekou.fukulo.com/templates/ |
| シート構成 | 「記入用」(書き込む欄。工種別の様式は工程や管理項目の見出しを残しています)・「記入例」(書き方の見本)・「説明」の3枚です。 |
| 使い方 | 表紙の欄と適用範囲を書き、記載例を見ながら各表を埋めます。施工可否の記録は施工日の朝に、重ね幅の記録は張付けの後に、現場で書き込みます。 |
| 判定の付け方 | 施工可否:天候が雨か雪、風が強、下地の乾燥が不良のどれかなら「施工しない」。重ね幅:基準(100mm)以上なら「基準以上」、足りなければ「足りない(張り直す)」と出ます。 |
| 自社に合わせて直すなら | 塗膜防水・シート防水など種類が違う場合は、手順の表と重ね幅の基準の欄を、その防水の仕様の値に書き替えます。シーリングの手順は、行を足して書いてください。 |
| 気をつけること | 防水層の施工は監督職員の検査を受けます。検査の予定日は、保護や仕上げの前に入るように決めてください。 |
| ご利用にあたっての注意 | 無料でお使いいただけます。社内での利用・改変・印刷・配布は自由です。この様式そのものの再配布・販売はご遠慮ください。記入例の会社名・人名・工事名・日付・数量はすべて架空です。公共工事では、発注者が指定する様式・特記仕様書・監督職員の指示が優先します。提出の要否と記載事項は、契約の図書と発注者の決まりでお確かめください。 |
| 関係する基準等 | 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版 1.2.2:工事の着手に先立ち総合施工計画書を作成して監督職員に提出し、品質計画・施工の具体的な計画・一工程の施工の確認内容とその確認を行う段階を定めた工種別施工計画書を、工事の施工に先立ち作成して提出します(あらかじめ監督職員の承諾を受けた場合を除く)。品質計画に係る部分は監督職員の承諾を受けます。機械設備工事編・電気設備工事編・改修工事編も同じ1.2.2です。施工しない条件と検査は同 9.1.3、重ね幅は 9.2.4、基本要求品質(漏水がないこと)は 9.1.2 によります。 |
| 更新日 | 2026年10月24日 |
| 施工計画フクロウについて | 施工要領書・工種別の施工計画書・品質管理の計画を、工種ごとの記載例つきの無料テンプレートと解説でまとめた専門サイトです。https://sekou.fukulo.com/ |
実際の画面:防水工事の施工計画書(記載例つき)のExcel。社名・人名は架空です。印刷はA4・余白10mmに合わせてあります。
防水工事の施工計画書(記載例つき)を使う場面
- 屋上・ベランダの防水工事で、元請に施工計画書を出すとき
- 雨の多い時期に、施工しなかった日と理由を記録で残すとき
- 防水層の検査の前に、重ね幅の測定記録をまとめるとき
防水工事の施工計画書(記載例つき)の項目と書き方
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 施工の手順と確認 | 下地の確認・施工の可否・プライマー・増張り・シートの張付け・検査と保護の6工程です。 |
| 施工可否の記録 | 天候・気温・風・下地の乾燥を入れると、「施工しない」「施工してよい」と出ます。 |
| 重ね幅の記録 | 部位と測定箇所ごとに重ね幅を入れると、100mm以上かを判定します。 |
防水工事の施工計画書(記載例つき)を使う前に確かめること
このテンプレートは、施工計画フクロウが一次資料(法令・国や自治体の手引き)を確かめて作った書式です。提出先(元請・役所)に指定の様式がある場合は、その様式が優先します。記入例の会社名・人名・金額はすべて架空です。作り方と確かめた資料の考え方は編集方針にまとめています。
防水工事の施工計画書(記載例つき)のよくある質問
施工しない条件はどこの決まりですか?
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の9.1.3で、降雨・降雪が予想される場合、下地の乾燥が不十分な場合、気温が著しく低下した場合、強風・高湿の場合などは施工を行わないとされています。
重ね幅100mmはすべての防水に当てはまりますか?
同じ仕様書の9.2.4(アスファルト防水)で、アスファルトルーフィング類の継目は幅方向・長手方向とも100mm以上重ねるとされています。ほかの防水の種類は、その節と製造所の仕様の値に書き替えてください。
気温の判定はなぜ自動ではないのですか?
仕様書は「著しく低下した場合」としていて、数字で決まっていないためです。製造所の施工可能温度を施工条件として書いておくと、判断がぶれません。
施工要領書・工種別の施工計画の書類を、無料のExcelでそろえる
施工計画フクロウでは、施工要領書・工種別の施工計画の書類を10種類、記入用・記入例・説明の3シートつきのExcelで配っています。書き方の解説記事とあわせてお使いください。