施工要領書のテンプレート(無料Excel・工種共通・記入例つき)
工種ごとの施工要領書を、どの工種でも同じ並びで書けるExcelのひな形です。工程ごとに「施工の要領」「確認すること」「記録」を1行に並べるので、確認したのに記録の行き先が決まっていない行が残りません。記入例はせっこうボード張り(壁・天井)です。
施工要領書(工種共通のひな形)の中身(全シート)
ダウンロードできるExcelを、そのまま表示しています。上のタブでシートを切り替えられます。
| 施工要領書 | |||||||
| 提出日 | |||||||
| 版 | 第 版 | ||||||
| 項目 | 内容 | ||||||
| 工事名称 | |||||||
| 工事場所 | |||||||
| 工期 | |||||||
| 工種 | |||||||
| 作成者 | |||||||
| 提出先 | |||||||
| 1. 適用範囲 | |||||||
| この施工要領書は、(工事名)のうち(工種・範囲)に適用する。設計図書・総合施工計画書・承諾を受けた施工図に基づいて施工する。 | |||||||
| 2. 施工体制 | |||||||
| 役割 | 氏名 | 会社 | 連絡先 | ||||
| 責任者 | |||||||
| 職長 | |||||||
| 元請の担当 | |||||||
| 3. 使用材料 | |||||||
| 材料 | 規格・品番 | 製造所 | 品質の証明 | 数量 | |||
| (空欄があと2行つづきます) | |||||||
| 4. 施工の手順と確認 | |||||||
| No. | 工程 | 施工の要領 | 確認すること | 記録 | |||
| 1 | |||||||
| 2 | |||||||
| (空欄があと6行つづきます) | |||||||
| 5. 品質管理 | |||||||
| 管理項目 | 基準・目標 | 方法 | 頻度 | 記録 | |||
| (空欄があと2行つづきます) | |||||||
| 6. 監督職員の検査・立会い | |||||||
| 検査・立会いの項目 | 時期 | 予定日 | |||||
| 見本の張付け(1室目) | |||||||
| 天井ふところの設備との取合い | |||||||
| 7. 安全・環境で気をつけること | |||||||
| (脚立・可搬式作業台の使い方、切断の粉じん、接着剤を使うときの換気など) | |||||||
| (ここから下は確認用です。提出の前に、確認すること・記録の抜けを数えます) | |||||||
| 記録の抜けの確認 | |||||||
| 「確認すること」があるのに「記録」が空欄の行 | 0 | 記録の抜けなし | |||||
| 改訂の履歴 | |||||||
| 版 | 日付 | 改訂の内容 | 承諾 | ||||
| (空欄があと1行つづきます) | |||||||
| 施工要領書 | |||||||
| 提出日 | 2026/11/16 | ||||||
| 版 | 第1版 | ||||||
| 項目 | 内容 | ||||||
| 工事名称 | 〇〇ビル新築工事 | ||||||
| 工事場所 | サンプル市〇〇町1丁目2-3 | ||||||
| 工期 | 2026年11月2日 〜 2027年9月30日 | ||||||
| 工種 | 内装工事(せっこうボード張り 壁・天井) | ||||||
| 作成者 | 株式会社サンプル内装(工事主任 佐藤 次郎) | ||||||
| 提出先 | 株式会社サンプル建設 〇〇ビル新築工事 作業所 御中 | ||||||
| 1. 適用範囲 | |||||||
| この施工要領書は、〇〇ビル新築工事のうち、2階〜5階の事務室・廊下の壁と天井のせっこうボード張り(軽量鉄骨下地)に適用する。設計図書・総合施工計画書・承諾を受けた施工図(天井伏図・展開図)に基づいて施工する。 | |||||||
| 2. 施工体制 | |||||||
| 役割 | 氏名 | 会社 | 連絡先 | ||||
| 責任者 | 佐藤 次郎 | 株式会社サンプル内装 | 090-0000-0001 | ||||
| 職長 | 鈴木 三郎 | 株式会社サンプル内装 | 090-0000-0002 | ||||
| 元請の担当 | 山田 太郎 | 株式会社サンプル建設 | 090-0000-0000 | ||||
| 3. 使用材料 | |||||||
| 材料 | 規格・品番 | 製造所 | 品質の証明 | 数量 | |||
| せっこうボード(壁) | JIS A 6901 12.5mm | 〇〇社 | JISマークの確認 | 1,200枚 | |||
| せっこうボード(天井) | JIS A 6901 9.5mm | 〇〇社 | JISマークの確認 | 800枚 | |||
| 小ねじ | 鋼製下地用 長さ〇mm | 〇〇社 | 納品書 | 一式 | |||
| 4. 施工の手順と確認 | |||||||
| No. | 工程 | 施工の要領 | 確認すること | 記録 | |||
| 1 | 墨出し | 施工図をもとに、天井高さ・開口・設備の位置を墨出しする | 開口と設備の位置が施工図と合っているか | 墨出し確認表 | |||
| 2 | 下地の確認 | 軽量鉄骨下地の間隔・通り・開口補強を確かめる | 下地の検査が済んでいるか | 下地検査記録 | |||
| 3 | 壁の張付け | 縦張りとし、水平方向に継目を設けない。小ねじで周辺部200mm程度・中間部300mm程度で留める | 縦張り・継目・留付け間隔 | 自主検査表 | |||
| 4 | 天井の張付け | 小ねじで周辺部150mm程度・中間部200mm程度で留める。目地通りよく、不陸・目違いのないように張る | 留付け間隔・不陸・目違い | 自主検査表 | |||
| 5 | 開口の処理 | 設備の開口は、器具の寸法に合わせて切り欠き、端部を補強する | 開口の位置と寸法 | 写真 | |||
| 6 | 清掃・引渡し | 切りくずを片付け、次の工程(仕上げ)へ引き渡す | ねじ頭の沈み・欠け | 引渡し記録 | |||
| 5. 品質管理 | |||||||
| 管理項目 | 基準・目標 | 方法 | 頻度 | 記録 | |||
| 留付け間隔 | 天井 周辺150・中間200程度、壁 周辺200・中間300程度 | スケールで測る | 各室1か所 | 自主検査表 | |||
| 張り方 | 壁は縦張り、水平の継目なし | 目視 | 全数 | 自主検査表 | |||
| 不陸・目違い | 目立つ不陸・目違いがない | 定規を当てて目視 | 各室 | 自主検査表 | |||
| 6. 監督職員の検査・立会い | |||||||
| 検査・立会いの項目 | 時期 | 予定日 | |||||
| 見本の張付け(1室目) | 張付けの最初の部屋の完了時 | 2026/11/30 | |||||
| 天井ふところの設備との取合い | 天井ボード張りの前 | 2026/12/07 | |||||
| 7. 安全・環境で気をつけること | |||||||
| 天井張りは可搬式作業台を使い、脚立の天板には乗らない。ボードの切断は所定の場所で行い、粉じんを集じん機で吸う。接着剤を用いる場合は、施工中と施工後に気温が5℃以下になると予想されるときは施工しない(採暖等の養生をする場合を除く)。 | |||||||
| (ここから下は確認用です。提出の前に、確認すること・記録の抜けを数えます) | |||||||
| 記録の抜けの確認 | |||||||
| 「確認すること」があるのに「記録」が空欄の行 | 0 | 記録の抜けなし | |||||
| 改訂の履歴 | |||||||
| 版 | 日付 | 改訂の内容 | 承諾 | ||||
| 第1版 | 2026/11/16 | 初版 | 2026-11-20 承諾 | ||||
| 施工要領書(工種共通のひな形) | |
| 配布元 | 施工計画フクロウ(FUKULO/合同会社商陣) https://sekou.fukulo.com/templates/ |
| シート構成 | 「記入用」(書き込む欄。工種別の様式は工程や管理項目の見出しを残しています)・「記入例」(書き方の見本)・「説明」の3枚です。 |
| 使い方 | 「記入用」の表紙の欄を埋め、「4. 施工の手順と確認」の工程の欄に、その工種の工程を上から順に書きます。1行ごとに施工の要領・確認すること・記録を書き、品質管理と監督職員の検査・立会いの表を埋めます。一番下の欄で、記録が空欄の確認項目が0件になっているかを確かめてから提出します。 |
| 判定の付け方 | 「確認すること」に何か書いてある行で「記録」が空欄なら、1件として数えます。0件なら「記録の抜けなし」と出ます。 |
| 自社に合わせて直すなら | 工程が10を超える工種は、手順の表の行をコピーして足し、記録の抜けの数式の範囲(F列・H列)を広げてください。写真を添える場合は、別紙に番号を付けて「記録」の欄にその番号を書きます。 |
| 気をつけること | どの工事にも使える一般的な文章だけで埋めると、確かめる側が読む意味がなくなります。材料の品番・数量、確認の時期、記録の名前は、その工事のものを書いてください。 |
| ご利用にあたっての注意 | 無料でお使いいただけます。社内での利用・改変・印刷・配布は自由です。この様式そのものの再配布・販売はご遠慮ください。記入例の会社名・人名・工事名・日付・数量はすべて架空です。公共工事では、発注者が指定する様式・特記仕様書・監督職員の指示が優先します。提出の要否と記載事項は、契約の図書と発注者の決まりでお確かめください。 |
| 関係する基準等 | 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版 1.2.2:工事の着手に先立ち総合施工計画書を作成して監督職員に提出し、品質計画・施工の具体的な計画・一工程の施工の確認内容とその確認を行う段階を定めた工種別施工計画書を、工事の施工に先立ち作成して提出します(あらかじめ監督職員の承諾を受けた場合を除く)。品質計画に係る部分は監督職員の承諾を受けます。機械設備工事編・電気設備工事編・改修工事編も同じ1.2.2です。記入例の留付け間隔・縦張りは同 19.7.3・表19.7.2 によります。 |
| 更新日 | 2026年10月24日 |
| 施工計画フクロウについて | 施工要領書・工種別の施工計画書・品質管理の計画を、工種ごとの記載例つきの無料テンプレートと解説でまとめた専門サイトです。https://sekou.fukulo.com/ |
実際の画面:施工要領書(工種共通のひな形)のExcel。社名・人名は架空です。印刷はA4・余白10mmに合わせてあります。
施工要領書(工種共通のひな形)を使う場面
- 専門工事会社として、元請に出す施工要領書を作るとき
- 元請として、協力会社に施工要領書の書き方をそろえてもらうとき
- 公共建築の工種別施工計画書(施工要領書を含む)の下書きとして
施工要領書(工種共通のひな形)の項目と書き方
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 表紙の欄 | 工事名称・場所・工期・工種・作成者・提出先と、提出日・版を書きます。 |
| 施工の手順と確認 | 工程・施工の要領・確認すること・記録の4つを1行に並べます。記入用は手順の表を空欄にしてあり、工種に合わせて上から書きます。 |
| 品質管理と検査 | 管理項目・基準・方法・頻度・記録の表と、監督職員の検査・立会いの時期と予定日の表です。 |
| 記録の抜けの確認 | 「確認すること」があるのに「記録」が空欄の行を自動で数えます。改訂の履歴も残せます。 |
施工要領書(工種共通のひな形)を使う前に確かめること
このテンプレートは、施工計画フクロウが一次資料(法令・国や自治体の手引き)を確かめて作った書式です。提出先(元請・役所)に指定の様式がある場合は、その様式が優先します。記入例の会社名・人名・金額はすべて架空です。作り方と確かめた資料の考え方は編集方針にまとめています。
施工要領書(工種共通のひな形)のよくある質問
施工要領書と施工計画書はどう違いますか?
施工計画書は工事全体や工種の計画、施工要領書はその工種の細かい手順と確かめ方を書いた書類として使い分けるのが一般的です。公共建築では、工種別施工計画書に施工要領書と呼ばれるものを含むと案内している自治体もあります。
誰が作りますか?
その工種を施工する専門工事会社が作り、元請が確かめて施工計画書に綴じる流れが多くあります。元請・発注者の決まりで作る人が決まっている場合は、それに従います。
記入例の数値はそのまま使えますか?
せっこうボードの留付け間隔などは公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の値です。設計図書や特記仕様書に別の定めがあれば、そちらに合わせてください。
施工要領書・工種別の施工計画の書類を、無料のExcelでそろえる
施工計画フクロウでは、施工要領書・工種別の施工計画の書類を10種類、記入用・記入例・説明の3シートつきのExcelで配っています。書き方の解説記事とあわせてお使いください。