塗装工事の施工計画書(塗付け量の計算・施工条件の記録つき・無料Excel)
塗装工事の施工計画書を、記載例を見ながら書けるExcelです。錆止め塗りの塗付け量を使用量から推定する計算と、気温5℃以下・湿度85%以上の日を自動で見分ける施工条件の記録をつけています。
塗装工事の施工計画書(記載例つき)の中身(全シート)
ダウンロードできるExcelを、そのまま表示しています。上のタブでシートを切り替えられます。
| 塗装工事の施工計画書 | |||||||
| 提出日 | |||||||
| 版 | 第 版 | ||||||
| 項目 | 内容 | ||||||
| 工事名称 | |||||||
| 工事場所 | |||||||
| 工期 | |||||||
| 工種 | |||||||
| 作成者 | |||||||
| 提出先 | |||||||
| 1. 適用範囲 | |||||||
| この施工計画書は、(工事名)のうち(部位・塗装の種類)に適用する。 | |||||||
| 2. 施工体制 | |||||||
| 役割 | 氏名 | 会社 | 連絡先 | ||||
| 責任者 | |||||||
| 職長 | |||||||
| 元請の担当 | |||||||
| 3. 使用材料 | |||||||
| 材料 | 規格・品番 | 製造所 | 品質の証明 | 数量 | |||
| (空欄があと2行つづきます) | |||||||
| 4. 施工の手順と確認 | |||||||
| No. | 工程 | 施工の要領 | 確認すること | 記録 | |||
| 1 | 素地ごしらえ | ||||||
| 2 | 見本 | ||||||
| 3 | 錆止め塗り | ||||||
| 4 | 中塗り・上塗り | ||||||
| 5 | 施工条件の確認 | ||||||
| 6 | 養生・片付け | ||||||
| 7 | |||||||
| 8 | |||||||
| 5. 品質管理 | |||||||
| 管理項目 | 基準・目標 | 方法 | 頻度 | 記録 | |||
| 塗付け量(現場の錆止め) | |||||||
| 膜厚(工場の錆止め) | |||||||
| 仕上り面 | |||||||
| 6. 監督職員の検査・立会い | |||||||
| 検査・立会いの項目 | 時期 | 予定日 | |||||
| 見本塗板の承諾 | |||||||
| 錆止め塗りの塗付け量 | |||||||
| 7. 安全・環境で気をつけること | |||||||
| (換気と有機溶剤、火気、周辺の汚損の防止など) | |||||||
| (ここから下は確認用の計算です。標準量の欄には、仕様書の表か製造所の仕様の値を入れます。記入例の値は架空です) | |||||||
| 錆止め塗りの塗付け量の推定(公共建築工事標準仕様書 18.1.7) | |||||||
| 部位 | 塗料・工程 | 塗装面積(㎡) | 使用量(kg) | 推定(kg/㎡) | 標準量(kg/㎡) | 判定 | |
| (空欄があと2行つづきます) | |||||||
| 日ごとの施工条件の記録(18.1.6) | |||||||
| 日付 | 時刻 | 気温(℃) | 湿度(%) | 天候 | 判定 | 記入者 | |
| (空欄があと4行つづきます) | |||||||
| 天候の欄は「晴れ」「くもり」「雨」などで入れます。強風のときも外部は原則として塗りません(風は人が判断して判定の欄の横にメモします)。 | |||||||
| 塗装工事の施工計画書 | |||||||
| 提出日 | 2026/11/16 | ||||||
| 版 | 第1版 | ||||||
| 項目 | 内容 | ||||||
| 工事名称 | 〇〇ビル新築工事 | ||||||
| 工事場所 | サンプル市〇〇町1丁目2-3 | ||||||
| 工期 | 2026年11月2日 〜 2027年9月30日 | ||||||
| 工種 | 塗装工事(鉄部の錆止め・内壁のEP塗り) | ||||||
| 作成者 | 株式会社サンプル塗装(工事主任 中村 五郎) | ||||||
| 提出先 | 株式会社サンプル建設 作業所 御中 | ||||||
| 1. 適用範囲 | |||||||
| この施工計画書は、〇〇ビル新築工事のうち、屋外階段の鉄部(現場での錆止め塗りと仕上げ)と、2階〜5階の内壁(合成樹脂エマルションペイント塗り)に適用する。 | |||||||
| 2. 施工体制 | |||||||
| 役割 | 氏名 | 会社 | 連絡先 | ||||
| 責任者 | 中村 五郎 | 株式会社サンプル塗装 | 090-0000-0004 | ||||
| 職長 | 小林 六郎 | 株式会社サンプル塗装 | 090-0000-0005 | ||||
| 元請の担当 | 山田 太郎 | 株式会社サンプル建設 | 090-0000-0000 | ||||
| 3. 使用材料 | |||||||
| 材料 | 規格・品番 | 製造所 | 品質の証明 | 数量 | |||
| 錆止め塗料 | 仕様書の種別による(品番〇〇) | 〇〇社 | 製品の証明書 | 〇缶 | |||
| 合成樹脂エマルションペイント | F☆☆☆☆(品番〇〇) | 〇〇社 | カタログ・SDS | 〇缶 | |||
| 4. 施工の手順と確認 | |||||||
| No. | 工程 | 施工の要領 | 確認すること | 記録 | |||
| 1 | 素地ごしらえ | 汚れ・付着物・錆を落とし、素地に合わせて下地を整える | 錆・油分の残り | 自主検査表 | |||
| 2 | 見本 | 仕上げの色合いは、監督職員に出した見本帳か見本塗板による | 色・つやの承諾 | 承諾書 | |||
| 3 | 錆止め塗り | 使用量を記録し、塗装面積から単位面積あたりの塗付け量を推定する | 塗付け量 | 塗付け量の記録 | |||
| 4 | 中塗り・上塗り | 中塗りと上塗りの色を変えて、全面に均一に塗れているかを確かめる。工程の間隔は材料と気象に合わせる | 塗り残し・むら | 自主検査表 | |||
| 5 | 施工条件の確認 | 気温5℃以下・湿度85%以上・結露のときは塗らない。外部は降雨のおそれ・強風のとき原則として塗らない | 気温・湿度・天候 | 施工条件の記録 | |||
| 6 | 養生・片付け | 周辺を養生し、塗料の付いた布は作業の後すぐに処置する(自然発火の防止) | 布片の処置 | − | |||
| 5. 品質管理 | |||||||
| 管理項目 | 基準・目標 | 方法 | 頻度 | 記録 | |||
| 塗付け量(現場の錆止め) | 仕様書の標準量以上 | 使用量÷塗装面積 | 試験ロットごと | 塗付け量の記録 | |||
| 膜厚(工場の錆止め) | 標準膜厚 | 電磁膜厚計など | 品質計画で定める | 測定記録 | |||
| 仕上り面 | 仕様書の表による | 目視 | 全面 | 自主検査表 | |||
| 6. 監督職員の検査・立会い | |||||||
| 検査・立会いの項目 | 時期 | 予定日 | |||||
| 見本塗板の承諾 | 塗装の前 | 2027/06/14 | |||||
| 錆止め塗りの塗付け量 | 錆止め塗りの完了時 | 2027/06/25 | |||||
| 7. 安全・環境で気をつけること | |||||||
| 塗装する場所は換気に注意し、溶剤による中毒を防ぐ。火気を使わない。塗料をふき取った布は作業終了後すぐに水につけるなどの処置をする。床・周辺は塗装の前に養生する。 | |||||||
| (ここから下は確認用の計算です。標準量の欄には、仕様書の表か製造所の仕様の値を入れます。記入例の値は架空です) | |||||||
| 錆止め塗りの塗付け量の推定(公共建築工事標準仕様書 18.1.7) | |||||||
| 部位 | 塗料・工程 | 塗装面積(㎡) | 使用量(kg) | 推定(kg/㎡) | 標準量(kg/㎡) | 判定 | |
| 屋外階段 | 錆止め 1回目 | 120 | 14.4 | 0.12 | 0.11 | 標準量以上 | |
| 屋外階段 | 錆止め 2回目 | 120 | 12 | 0.1 | 0.11 | 少ない | |
| 日ごとの施工条件の記録(18.1.6) | |||||||
| 日付 | 時刻 | 気温(℃) | 湿度(%) | 天候 | 判定 | 記入者 | |
| 2027/06/21 | 8:30 | 18 | 70 | 晴れ | 塗装してよい | 小林 | |
| 2027/06/22 | 8:30 | 21 | 88 | 雨 | 塗装しない(採暖・換気をするなら可) | 小林 | |
| 2027/06/23 | 8:30 | 19 | 75 | くもり | 塗装してよい | 小林 | |
| 天候の欄は「晴れ」「くもり」「雨」などで入れます。強風のときも外部は原則として塗りません(風は人が判断して判定の欄の横にメモします)。 | |||||||
| 塗装工事の施工計画書(記載例つき) | |
| 配布元 | 施工計画フクロウ(FUKULO/合同会社商陣) https://sekou.fukulo.com/templates/ |
| シート構成 | 「記入用」(書き込む欄。工種別の様式は工程や管理項目の見出しを残しています)・「記入例」(書き方の見本)・「説明」の3枚です。 |
| 使い方 | 表紙の欄と適用範囲を書き、記載例を見ながら各表を埋めます。下の2つの表は現場で使う記録です。塗付け量の表には塗装面積・使用量・標準量を、施工条件の表には毎朝の気温・湿度・天候を入れます。 |
| 判定の付け方 | 塗付け量:推定値(使用量÷塗装面積)が標準量以上なら「標準量以上」。施工条件:気温5℃以下か湿度85%以上なら「塗装しない(採暖・換気をするなら可)」、天候が雨なら「外部は塗らない」、それ以外は「塗装してよい」と出ます。 |
| 自社に合わせて直すなら | 外壁の改修など錆止めのない工事は、塗付け量の表を、上塗りの使用量の記録として使います。工程が多い塗装仕様は、手順の表の行を足してください。 |
| 気をつけること | 標準量は仕様書の表か製造所の仕様から取り、記入例の値は使わないでください。施工条件の判定は朝の1回の値で出るので、天候が変わったときは行を足して記録します。 |
| ご利用にあたっての注意 | 無料でお使いいただけます。社内での利用・改変・印刷・配布は自由です。この様式そのものの再配布・販売はご遠慮ください。記入例の会社名・人名・工事名・日付・数量はすべて架空です。公共工事では、発注者が指定する様式・特記仕様書・監督職員の指示が優先します。提出の要否と記載事項は、契約の図書と発注者の決まりでお確かめください。 |
| 関係する基準等 | 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版 1.2.2:工事の着手に先立ち総合施工計画書を作成して監督職員に提出し、品質計画・施工の具体的な計画・一工程の施工の確認内容とその確認を行う段階を定めた工種別施工計画書を、工事の施工に先立ち作成して提出します(あらかじめ監督職員の承諾を受けた場合を除く)。品質計画に係る部分は監督職員の承諾を受けます。機械設備工事編・電気設備工事編・改修工事編も同じ1.2.2です。施工条件は同 18.1.6、塗付け量と膜厚の確かめ方は 18.1.7、見本は 18.1.5 によります。 |
| 更新日 | 2026年10月24日 |
| 施工計画フクロウについて | 施工要領書・工種別の施工計画書・品質管理の計画を、工種ごとの記載例つきの無料テンプレートと解説でまとめた専門サイトです。https://sekou.fukulo.com/ |
実際の画面:塗装工事の施工計画書(記載例つき)のExcel。社名・人名は架空です。印刷はA4・余白10mmに合わせてあります。
塗装工事の施工計画書(記載例つき)を使う場面
- 新築・改修の塗装工事で、元請に施工計画書を出すとき
- 現場で錆止めを塗る工事で、塗付け量の記録を残すとき
- 冬や梅雨の時期に、塗装してよい日かを記録で示すとき
塗装工事の施工計画書(記載例つき)の項目と書き方
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 施工の手順と確認 | 素地ごしらえ・見本・錆止め塗り・中塗りと上塗り・施工条件の確認・養生の6工程です。 |
| 塗付け量の推定 | 部位・工程ごとに塗装面積と使用量を入れると、kg/㎡で推定し、標準量以上かを判定します。 |
| 施工条件の記録 | 日付・気温・湿度・天候を入れると、「塗装してよい」「塗装しない」「外部は塗らない」と出ます。 |
塗装工事の施工計画書(記載例つき)を使う前に確かめること
このテンプレートは、施工計画フクロウが一次資料(法令・国や自治体の手引き)を確かめて作った書式です。提出先(元請・役所)に指定の様式がある場合は、その様式が優先します。記入例の会社名・人名・金額はすべて架空です。作り方と確かめた資料の考え方は編集方針にまとめています。
塗装工事の施工計画書(記載例つき)のよくある質問
気温と湿度の基準はどこの決まりですか?
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の18.1.6で、気温5℃以下・湿度85%以上・結露などで乾燥に適さない場合は塗装を行わない(採暖・換気を適切に行う場合を除く)、外部は降雨のおそれや強風のときは原則行わないとされています。
標準量の値はどこから取りますか?
仕様書の塗装の種別ごとの表か、塗料の製造所の仕様の値を入れます。記入例の値は架空です。
工場で塗った錆止めはどう確かめますか?
同じ18.1.7で、工場塗装は電磁膜厚計などで膜厚を確かめるとされています。ロットの組み方・測る箇所の数・合否・不合格のときの扱いは、品質計画で定めます。
施工要領書・工種別の施工計画の書類を、無料のExcelでそろえる
施工計画フクロウでは、施工要領書・工種別の施工計画の書類を10種類、記入用・記入例・説明の3シートつきのExcelで配っています。書き方の解説記事とあわせてお使いください。