電気工事の施工計画書(記載例・絶縁抵抗の判定つき・無料Excel)
電気設備工事の施工計画書を、記載例を見ながら書けるExcelです。配管の敷設はコンクリート打設前、電線の接続は絶縁処理前といった立会いの時期を手順の表に入れ、配線の完了後の絶縁抵抗の判定表をつけています。
電気工事の施工計画書(記載例つき)の中身(全シート)
ダウンロードできるExcelを、そのまま表示しています。上のタブでシートを切り替えられます。
| 電気工事の施工計画書 | |||||||
| 提出日 | |||||||
| 版 | 第 版 | ||||||
| 項目 | 内容 | ||||||
| 工事名称 | |||||||
| 工事場所 | |||||||
| 工期 | |||||||
| 工種 | |||||||
| 作成者 | |||||||
| 提出先 | |||||||
| 1. 適用範囲 | |||||||
| この施工計画書は、(工事名)のうち(設備の種類・範囲)に適用する。 | |||||||
| 2. 施工体制 | |||||||
| 役割 | 氏名 | 会社 | 連絡先 | ||||
| 責任者 | |||||||
| 職長 | |||||||
| 元請の担当 | |||||||
| 3. 使用材料 | |||||||
| 材料 | 規格・品番 | 製造所 | 品質の証明 | 数量 | |||
| (空欄があと2行つづきます) | |||||||
| 4. 施工の手順と確認 | |||||||
| No. | 工程 | 施工の要領 | 確認すること | 記録 | |||
| 1 | 配管の敷設 | ||||||
| 2 | 天井・壁内の配管 | ||||||
| 3 | 配線・接続 | ||||||
| 4 | 盤の据付け | ||||||
| 5 | 接地 | ||||||
| 6 | 絶縁抵抗の試験 | ||||||
| 7 | |||||||
| 8 | |||||||
| 5. 品質管理 | |||||||
| 管理項目 | 基準・目標 | 方法 | 頻度 | 記録 | |||
| 絶縁抵抗(低圧) | |||||||
| 絶縁耐力(高圧) | |||||||
| 電圧・相回転 | |||||||
| 6. 監督職員の検査・立会い | |||||||
| 検査・立会いの項目 | 時期 | 予定日 | |||||
| スラブの配管(2階) | |||||||
| 天井内の配管・ボックス | |||||||
| 接地極の埋設 | |||||||
| 7. 安全・環境で気をつけること | |||||||
| (停電の手順、充電部の養生、高所作業、他工種との調整など) | |||||||
| (ここから下は確認用の計算です。使用電圧は「100V級」「200V級」「400V級」、機器の接続と制御機器等は「あり」「なし」で入れます) | |||||||
| 低圧配線の絶縁抵抗の判定(公共建築工事標準仕様書 電気設備工事編 2.18.2) | |||||||
| 回路 | 使用電圧 | 機器の接続 | 制御機器等 | 測定電圧(V) | 測定値(メガオーム) | 基準(メガオーム) | 判定 |
| (空欄があと6行つづきます) | |||||||
| 「制御機器等」は、絶縁抵抗の測定で制御機器などが傷むおそれがある場合に「あり」にします(その場合の測定電圧は表2.18.2の右の欄)。記入例の測定値は架空です。 | |||||||
| 電気工事の施工計画書 | |||||||
| 提出日 | 2026/11/16 | ||||||
| 版 | 第1版 | ||||||
| 項目 | 内容 | ||||||
| 工事名称 | 〇〇ビル新築工事 | ||||||
| 工事場所 | サンプル市〇〇町1丁目2-3 | ||||||
| 工期 | 2026年11月2日 〜 2027年9月30日 | ||||||
| 工種 | 電気設備工事(電灯・動力の配管配線、盤の据付け) | ||||||
| 作成者 | 株式会社サンプル電設(工事主任 伊藤 九郎) | ||||||
| 提出先 | 株式会社サンプル建設 作業所 御中 | ||||||
| 1. 適用範囲 | |||||||
| この施工計画書は、〇〇ビル新築工事のうち、2階〜5階の電灯設備・動力設備(配管・配線・分電盤の据付け)と接地工事に適用する。 | |||||||
| 2. 施工体制 | |||||||
| 役割 | 氏名 | 会社 | 連絡先 | ||||
| 責任者 | 伊藤 九郎 | 株式会社サンプル電設 | 090-0000-0008 | ||||
| 職長 | 渡辺 十郎 | 株式会社サンプル電設 | 090-0000-0009 | ||||
| 元請の担当 | 山田 太郎 | 株式会社サンプル建設 | 090-0000-0000 | ||||
| 3. 使用材料 | |||||||
| 材料 | 規格・品番 | 製造所 | 品質の証明 | 数量 | |||
| ケーブル | EM-EEF 2.0mm-3C など | 〇〇社 | JIS・試験成績書 | 〇m | |||
| 合成樹脂製可とう電線管 | PF管 22 など | 〇〇社 | カタログ | 〇m | |||
| 分電盤 | 図面の仕様(製造者の受渡試験) | 〇〇社 | 試験成績書 | 8面 | |||
| 4. 施工の手順と確認 | |||||||
| No. | 工程 | 施工の要領 | 確認すること | 記録 | |||
| 1 | 配管の敷設 | スラブ・壁の配管は、コンクリート打設前に位置・本数を確かめる | 位置・本数・固定 | 立会い記録 | |||
| 2 | 天井・壁内の配管 | 二重天井・壁の仕上げ材の取付け前に、配管とボックスを確かめる | 支持・ボックスの位置 | 立会い記録 | |||
| 3 | 配線・接続 | 電線の接続と端末処理は絶縁処理の前に確かめる | 接続の方法 | 立会い記録 | |||
| 4 | 盤の据付け | 分電盤を据え付け、配線の後に構造と動作を確かめる | 固定・結線 | 試験成績書 | |||
| 5 | 接地 | 接地極を埋設し、埋戻しの前に確かめ、埋設後に接地抵抗を測る | 接地抵抗 | 試験成績書 | |||
| 6 | 絶縁抵抗の試験 | 配線の完了後、開閉器などで区切れる電路ごとに絶縁抵抗を測る | 測定値 | 試験成績書 | |||
| 5. 品質管理 | |||||||
| 管理項目 | 基準・目標 | 方法 | 頻度 | 記録 | |||
| 絶縁抵抗(低圧) | 電路ごとに5メガオーム以上(機器が接続された状態は1メガオーム以上) | JIS C 1302の絶縁抵抗計 | 電路ごと | 試験成績書 | |||
| 絶縁耐力(高圧) | 最大使用電圧の1.5倍を10分間 | 耐電圧試験 | 高圧配線 | 試験成績書 | |||
| 電圧・相回転 | 盤への電源配線で確かめる | 測定器 | 盤ごと | 試験成績書 | |||
| 6. 監督職員の検査・立会い | |||||||
| 検査・立会いの項目 | 時期 | 予定日 | |||||
| スラブの配管(2階) | コンクリート打設前 | 2027/02/10 | |||||
| 天井内の配管・ボックス | 天井ボード張りの前 | 2027/05/31 | |||||
| 接地極の埋設 | 埋戻しの前 | 2026/12/14 | |||||
| 7. 安全・環境で気をつけること | |||||||
| 既存の電源につなぐ作業は、停電の範囲と時間を元請と決め、検電してから行う。仮送電の後は盤に「通電中」の表示をする。天井内の作業は可搬式作業台を使う。 | |||||||
| (ここから下は確認用の計算です。使用電圧は「100V級」「200V級」「400V級」、機器の接続と制御機器等は「あり」「なし」で入れます) | |||||||
| 低圧配線の絶縁抵抗の判定(公共建築工事標準仕様書 電気設備工事編 2.18.2) | |||||||
| 回路 | 使用電圧 | 機器の接続 | 制御機器等 | 測定電圧(V) | 測定値(メガオーム) | 基準(メガオーム) | 判定 |
| L-2-1 | 100V級 | なし | なし | 500 | 200 | 5 | 良 |
| L-2-5 | 100V級 | あり | あり | 125 | 3.5 | 1 | 良 |
| P-3-2 | 200V級 | なし | なし | 500 | 4.2 | 5 | 不良(原因を調べる) |
| 「制御機器等」は、絶縁抵抗の測定で制御機器などが傷むおそれがある場合に「あり」にします(その場合の測定電圧は表2.18.2の右の欄)。記入例の測定値は架空です。 | |||||||
| 電気工事の施工計画書(記載例つき) | |
| 配布元 | 施工計画フクロウ(FUKULO/合同会社商陣) https://sekou.fukulo.com/templates/ |
| シート構成 | 「記入用」(書き込む欄。工種別の様式は工程や管理項目の見出しを残しています)・「記入例」(書き方の見本)・「説明」の3枚です。 |
| 使い方 | 表紙の欄と適用範囲を書き、記載例を見ながら各表を埋めます。一番下の表には、配線の完了後に回路ごとの使用電圧・機器の接続・制御機器等の有無・測定値を入れます。 |
| 判定の付け方 | 測定電圧:制御機器等が「あり」なら100V級125V・200V級250V・400V級500V、「なし」なら500V。基準:機器の接続が「あり」なら1メガオーム、「なし」なら5メガオーム。測定値が基準以上なら「良」と出ます。 |
| 自社に合わせて直すなら | 弱電・防災設備などは、手順の表の工程と立会いの時期を、その設備の決まりに書き替えます。回路が多いときは判定の表の行を足してください。 |
| 気をつけること | 判定の表は低圧配線の絶縁抵抗だけを見ています。高圧配線の絶縁耐力・接地抵抗は、試験成績書で別に確かめてください。記入例の測定値は架空です。 |
| ご利用にあたっての注意 | 無料でお使いいただけます。社内での利用・改変・印刷・配布は自由です。この様式そのものの再配布・販売はご遠慮ください。記入例の会社名・人名・工事名・日付・数量はすべて架空です。公共工事では、発注者が指定する様式・特記仕様書・監督職員の指示が優先します。提出の要否と記載事項は、契約の図書と発注者の決まりでお確かめください。 |
| 関係する基準等 | 公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)令和7年版 1.2.2(施工計画書)・2.18.1(施工の立会い・表2.18.1)・2.18.2(施工の試験・表2.18.2)。 |
| 更新日 | 2026年10月24日 |
| 施工計画フクロウについて | 施工要領書・工種別の施工計画書・品質管理の計画を、工種ごとの記載例つきの無料テンプレートと解説でまとめた専門サイトです。https://sekou.fukulo.com/ |
実際の画面:電気工事の施工計画書(記載例つき)のExcel。社名・人名は架空です。印刷はA4・余白10mmに合わせてあります。
電気工事の施工計画書(記載例つき)を使う場面
- 新築・改修の電気設備工事で、元請に施工計画書を出すとき
- 公共建築の電気設備工事で、工種別施工計画書を作るとき
- 配線の完了後に、回路ごとの絶縁抵抗の結果をまとめるとき
電気工事の施工計画書(記載例つき)の項目と書き方
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 施工の手順と確認 | 配管の敷設・天井と壁内の配管・配線と接続・盤の据付け・接地・絶縁抵抗の試験の6工程です。 |
| 品質管理 | 低圧の絶縁抵抗・高圧の絶縁耐力・電圧と相回転の3項目です。 |
| 絶縁抵抗の判定 | 使用電圧・機器の接続・制御機器等の有無から、絶縁抵抗計の電圧と基準を出し、測定値が基準以上かを判定します。 |
電気工事の施工計画書(記載例つき)を使う前に確かめること
このテンプレートは、施工計画フクロウが一次資料(法令・国や自治体の手引き)を確かめて作った書式です。提出先(元請・役所)に指定の様式がある場合は、その様式が優先します。記入例の会社名・人名・金額はすべて架空です。作り方と確かめた資料の考え方は編集方針にまとめています。
電気工事の施工計画書(記載例つき)のよくある質問
5メガオームと1メガオームはどこの決まりですか?
公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)令和7年版の2.18.2で、低圧配線の絶縁抵抗は開閉器などで区切れる電路ごとに5メガオーム以上、機器が接続された状態では1メガオーム以上とされています。
絶縁抵抗計の電圧はどう決めますか?
同じ表2.18.2で、一般の場合は500V、制御機器などが接続されていて測定で傷むおそれがある場合は、100V級は125V・200V級は250V・400V級は500Vとされています。
施工要領書としても使えますか?
使えます。手順の表の要領の欄を細かく書けば、電気の施工要領書として出せます。
施工要領書・工種別の施工計画の書類を、無料のExcelでそろえる
施工計画フクロウでは、施工要領書・工種別の施工計画の書類を10種類、記入用・記入例・説明の3シートつきのExcelで配っています。書き方の解説記事とあわせてお使いください。